天文2年(1533)開創。
創号を「正音寺」としたが、其の後、諸堂伽藍を再興し「瑞雲寺」と改称。
開基は赤松則成秀次入道古法(守護大名赤松円心の末裔)。
以来、赤松家菩提寺として現在に至る。昭和5年(1930)、火災により山門を残し諸堂をすべて焼失。翌年、本堂を再建。
現在は境内を広く開放し、石鉄様の春祭り、子供坐禅会、各種教室等を行い地域のお寺として親しまれております。
本尊釋迦牟尼佛。称名『南無釋迦牟尼佛(なむしゃかむにぶつ)』
唯一火災を免れた建物。明歴3年(1657)再興。天保12年(1841)に石造りの楼門に改修。名工と謳われる瀬戸内海の塩飽大工による建築と伝わる。
昭和5年(1930)火災により焼失。翌年再建。昭和48年(1973)再々建して今日に至る。堂内を開放し、各種教室、催しを開催。
本堂内に水子地蔵を安置。毎月地蔵菩薩の縁日24日に供養法会を修行。
昭和11年(1936)に豊川稲荷より豊川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)を勧請。五穀豊穣、商売繁盛、芸能上達の守護神。毎年12月に祭典行う。多目的スペースとして開放。
御本尊 聖観世音菩薩。昭和5年(1930)の火災にて焼失するも、平成10年(1998)に再建。備中国三十三観音霊場二十四番札所。